大阪・本町エリアは近世から現在に至るまで商都大阪を代表する”船場”地区の中心地として知られています。現在はオフィス街としての顔だけでなく、都心の居住地であり、ビジネスや旅行者の宿泊地としてタワーマンションや大型のホテルなどが建ち並ぶ「ハイブリットな街」へと変化してきています。
記事・レポート
19 2月 2026
オフィス街の今 – 大阪・本町:商都大阪の伝統的なオフィス街から「ハイブリッドな街」へ
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大阪のオフィス街は広域交通網の要である新幹線が停車する新大阪を北端として地下鉄御堂筋線沿いに南端の難波まで南北に形成されています。地下鉄御堂筋線の「梅田」駅、「淀屋橋」駅、「本町」駅には大阪を代表するオフィスビルが多くあり、大阪市内、府内のみならず京都府や兵庫県、奈良県からも多くのワーカーが通勤するような大手・有力企業が集積しています。
2025年、「本町」駅に乗り入れする地下鉄中央線は大阪・関西万博の開催に合わせて「夢洲」駅まで延伸しました。同線は大阪中心部から夢洲エリアに直接アクセスできる唯一の路線であり、また「本町」駅は、大阪の大動脈である地下鉄御堂筋線が交差する同線最大のターミナル駅のため、万博期間中には終日乗降者が尽きませんでした。
2025年10月に万博は閉幕しましたが、夢洲エリアでは大阪IR(統合型リゾート)が2030年秋の開業に向けて主要施設の全てが着工し、全体像が具体的に見えてきました。また、万博跡地の構想も具体化しつつあります。今後、本町エリアが市内中心部から夢洲エリアへの交通の要衝であることの認知度が高まり、多くの企業の耳目を集めることになるでしょう。