全世界の不動産投資額は2022年に前年比マイナスを記録した。インフレ抑制を目的とした金利上昇が、結果として不動産投資市場に大きな逆風となった。一方で不動産投資の「待機資金(ドライパウダー)」は過去最高レベルで積みあがっている。背景には金利上昇の他、資金と投資機会とのミスマッチも浮かび上がってくる。