先導する大学、匹敵するキャンパスを創造

ハリオット・ワット大学ドバイ校は、増加する学生数に対応するために、より大きなキャンパスを必要としていました。このプロジェクトには明確なビジョンがありました。未来的であり、多様な学習体験を提供し、卒業後に学生が働くかもしれない未来の空間を再現する環境を作り出すことでした。また、新しいキャンパスがデジタル対応し、大学の持続可能性目標を達成することも優先事項でした。

JLLはプロジェクトの初期段階からハリオット・ワットと協力し、完了までサポートしました。JLLは統合されたチームを集結させ、最初に「留まるか、移るか」の分析を行った戦略コンサルティングチームから始まり、エージェンシーチームがKnowledge Parkでの場所の発見と確保を行いました。その後、デザインとフィットアウトの施工のプロジェクト管理とコスト管理を担当。また、資産と施設管理へのフィードバック、およびLEED認証をアドバイスし、確保するための持続可能性サービスも提供。一つのパートナーが全てを担当することで、プロジェクトの成功を最大化し、リスクを最小限に抑えることが可能になりました。

新しいキャンパス内は未来的な教育環境で、学生を刺激し、学習体験を豊かにするよう設計されています。少人数のグループディスカッションを促すブーススタイルの座席を備えた協力的な講義劇場。相互接続されたPCとスクリーンを用いたグループベースの学習を可能にする‘Pod’ルーム。ファッション、建築、インテリアデザイン分野のためのデザインハブ。また、ビジネスインキュベーターであるWatt Inc.と、模擬金融市場体験のためのBloombergトレードルーム。建物のデザインはヘリオット・ワットの独自の文化に基づいており、スコットランドと中東文化の両方に素材、グラフィックス、アートワークを通じて敬意を表しています。そして、キャンパスは大学の持続可能性目標を達成するだけでなく、LEEDゴールド認証も取得しています。

ドバイのヘリオット・ワット大学キャンパスは、教育空間のあるべき姿の世界クラスで未来志向の例です。無地のキャンバスから始め、この環境を使用する人々（スタッフ、学者、学生）をキャンパスのあるべき姿を考える中心に据えました。環境と物語が創造され、単なる煉瓦やモルタルの枠を超えた、本当に学びを日々、内に外に刺激するスペースを創造します。そして、おそらくそれ以上に重要なのは、生涯にわたって続く本物の体験と思い出を創り出すことです。