AVI-SPLがチームの連携を高めるテクノロジー主導のオフィス空間を創出

約45年前、Audio Visual Innovationsとして始まったAVI-SPLは、最先端のオーディオビジュアル（AV）ソリューションを提供するというシンプルな使命から出発しました。時とともに、同社はAVおよびユニファイドコミュニケーション技術のグローバルリーダーとなり、自らのワークスペースを刷新する準備が整っていました。

AVI-SPLが15年間使用してきたオフィスは、デザインやテクノロジーが時代遅れで、コラボレーションに適した機能的なスペースも不足していました。自然光がほとんど入らない暗く閉塞感のある空間は、AVI-SPLの技術を披露するのにも向かず、従業員がオフィスに戻りたいと思える環境ではありませんでした。

「私の最大の目標は、人々が来て働きたくなるような空間を作ることでした」と海外営業・オペレーション ジェネラルマネージャーのTom Boksaは語ります。

このビジョンを実現するために、AVI-SPLは不動産、デザイン、プロジェクトマネジメントにおける総合的な専門知識を持つパートナーを必要としていました。

パートナーシップはビジョン策定セッションやフォーカスグループからスタートし、デザインガイドライン、最適なフロアプラン、導線マップを策定しました。この協働プロセスによって、全員がAVI-SPLの新たなリージョナルハブへのビジョンを共有できました。

「グローバル組織として、どのオフィスでもワークスペースの再構成を一貫して実施することが我々の目標でした」とAVI-SPL オペレーションマネージャーのJohn Stochmalは話します。

JLLのデザインチームは、従業員や顧客がモダンなAVワークスペースに求めているものを確認すべく、ステークホルダーへの調査を行い、最終的なデザインコンセプトを絞り込みました。職場をクライアント向けのショーケースに変える先進的なデザイン要素がビジョンの中核となっています。デザインには以下が盛り込まれました：
 

• 受付エリアの大型ビデオウォール
• 空間全体に導入された最新鋭の会議テクノロジー
• ガラス張りのサーバールーム
• エルゴノミクスを考慮した昇降デスクや柔軟なワークスペースなど、人に寄り添う機能
• カフェ、イノベーションラボ、トレーニングルームを含む多目的コラボレーションスペース

「オフィス内部に個室ワークスペースや会議室を戦略的に配置することで、少なくとも85%のスタッフが自然光を十分に浴びられるようにし、従業員のウェルビーイングと生産性向上を図りました」とJLLワークプレイスデザイン シニアバイスプレジデントのChristina Piperは話します。

移転計画が決定した後、JLLのPDSチームとAVI-SPLは連携して移転と新たなワークスペースの創出に取り組みました。このプロジェクトは、デザイン・機能性・効率性の最良を結集し、コスト効率が高くインパクトのあるソリューションを実現して、AVI-SPLの業務を変革しました。

「新しいオフィスは単なる移転ではありませんでした。私たちのチームに大きなワクワク感と生産性を生み出すことができました」とBoksaは語ります。

「計画と実行を共に進めたことで、約400万ドルの予算内でプロジェクトを予定通りに完了できました」とJLLシニアプロジェクトマネージャーのBrett Sametzは語ります。 

 移転計画には、迅速な3カ月間の倉庫移転と6カ月間のオフィススペース選定および内装工事が含まれていました。AVI-SPLチームは2023年11月に新オフィスで盛大なオープニングセレモニーを開催することができました。

• プロジェクトマネジメント
• ワークプレイス戦略
• デザイン
• スペースプランニング

• 現代的なデザイン要素
• 強化されたコラボレーションエリア
• バイオフィリックな空間
• 健康＆ウェルネスのサイネージ
• AVI-SPL独自のソリューションを活用した実例
• 個人用デスクと柔軟なワークポイントの1:3比率

本プロジェクトの成功を受け、AVI-SPLは新しいSchaumburgオフィスをモデルにして、各拠点にブランドアイデンティティを統一展開する計画を進めています。

「新たな標準化された施設への移転は、これまで経験したことのないものでした」とBoksaは語ります。「しかしJLLは、私たちの思い描いたビジョンを確実に実現してくれました。JLLの取り組みは素晴らしいものでした。」

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