ヒルトン・ワールドワイド 副社長 開発担当 日本・ミクロネシア地区
【JLLオンラインセミナー】コロナで働く場所が分散化し、人材採用やワークライフバランスの観点から地方都市へオフィスを移転する企業が増えている。その動きに合わせて地方都市でも高品質・高グレードのオフィスビルが開発、特に大阪、福岡はオフィス集積地としての価値を劇的に向上させるであろう優良Aグレードオフィスが次々と供給されているが、その半面、新規大量供給による空室率の上昇に伴う賃料下落を危惧する声も上がり始めている。
一方、アフターコロナを迎え、日本屈指の観光地として訪日外国人観光客の回帰が鮮明になっている。そうした中、大阪・関西万博の開催、IRの整備計画が本格化する大阪、そして中国や韓国からの距離が近い“日本におけるアジアのゲートウェイ都市”である福岡には外資系ホテルの出店が進んでおり、観光都市としての付加価値も高まっている。
今回のオンラインセミナーでは、注目が高まる地方二大都市である大阪・福岡のオフィス・ホテル市場に焦点を当てた。オフィス市場においては現在進行形の新規大量供給期における市況の変化、新規供給物件の成約率など、豊富なデータを元に今後の行方を紐解いていく。一方、ホテル市場においては大阪・福岡での新規ホテル開発を手掛ける外資系大手ホテルオペレーターの出店戦略から、当該2エリアのホテル市場としての魅力を導き出す。